美肌・美ボディづくりを見直す入浴のコツ

カラダ2016.02.29(Mon) 18:00

美肌・美ボディづくりを見直す入浴のコツ

今年は秋が短く、一気に冬になってしまいましたね。気温の急激な変化で体調を崩された方も多いのでは?

冬の寒い時期、体の冷え対策として有効な入浴は、実は美肌・美ボディ作りにも効果があります。

今回は、体を温めながら行える健康美肌・美ボディづくりの方法をご案内します。

体の冷え対策として有効な入浴

日本の特有の文化としてお風呂に浸かるという風習があります。

最近では、シャワーだけで済ませてしまう方も多いのではないかと思いますが、それはとても勿体ないことです。

日常生活の中のバスタイムでお風呂に浸かるか浸からないかによって、身体に大きく差がでます。寒くなると、身体が冷えやすくなります。

身体が冷えると体温調節が行われるため血管が収縮され血行不良となり、肌のくすみ・乾燥、身体のむくみなど様々な悪循環を引き起こします。

入浴効果で得られるうれしいメリット

入浴効果で得られるうれしいメリットをいくつかご紹介します。

血行の促進

血液の循環が良くなるので、肌の血色がよくなりくすみが改善されます。

また、毛細血管の流れがよくなることで、肌に必要な栄養素が届けられ、乾燥などの肌トラブルの改善につながります。

基礎代謝の促進

入浴によって体が暖められると、代謝が促進されて肌の再生や脂肪燃焼効果を得ることができます。

一日に消費されるエネルギーの60〜70%は、基礎代謝です。基礎代謝を高めることで肌が生まれ変わり、健康的な美肌を保つことができます。

さらにエネルギーの消費率をアップすることで太りにくい体質にしてくれます。

むくみ解消

湯船に浸かることで得られる水圧が適度な刺激となるため、むくみが取れやすくなります。

入浴するだけで様々なメリットがありますが、さらに効果をアップさせる方法を紹介します。

簡単美容入浴でさらに効果アップを

基本的な入浴方法

ぬる目のお湯(37〜40℃、冬季で41℃)に、15〜20分と長めにしっかり入浴します。

ぬる目のお湯は、心臓に負担をかけることなく、細胞も活性化され体の芯からあたためることができます。

簡単マッサージ

お風呂に浸かりながら、末端から心臓に向かって優しくさすって静脈の血行促進を促します。

お風呂の中でのマッサージは、水圧の影響で負担になってしまうこともあるので、さするだけでも十分に効果が期待できます。

入浴剤の活用

時間をかけて入浴する事で毛穴が開き、細胞も活性化され天然ミネラルなどが肌から直接吸収されやすくなりますので、そこに入浴剤を活用すると更に効果が高まります。

これからは寒さが増して、肌の乾燥や身体の冷え・むくみが気になる季節。

毎日の入浴で基礎代謝を高め、健康的な美肌・美ボディをキープさせましょう!

美肌・美ボディづくりを見直す入浴のコツ|健康美人
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高瀬聡子先生

by 高瀬聡子

医療法人愛心高会ウォブクリニック中目黒総院長