産前、産後に髪と頭皮は多くの女性に異変が起きるとご存知ですか?産前、産後の良くある事例と注意点をお伝えします。皆さん経験してから大変な思いをする方が非常に多いです。そうならないためにも要チェックです。
髪にコシがなくなる、傷みやすい。
産前はお腹に赤ちゃんがいるため、産後は母乳などで栄養をもっていかれてしまい、髪に栄養がしっかりといかなくなり、元気がなく傷みやすい髪になってしまう方が多いです。
更に痛む原因として自分の髪に意識を向けられなくなることです。
傷んでしまった髪の健康を取り戻すのには最低でも1年はかかると言われています。
大変かもしれませんが、産前から美容室に行けないのであればホームケアをしっかりするなど、地道な努力が髪の元気を取り戻す秘訣です。
髪が抜ける、薄くなる。
ホルモンバランスの乱れから一時的に男性ホルモンが活発になり、女性ホルモンが減少することで、抜け毛が増え、薄くなる方が非常に多いです。
一番影響の受けやすい部位は前髪と頭頂部です。
男性の脱毛に多い場所が女性も同じく影響を受けます。
これはホルモンの影響なので防ぎようがありませんが、髪型で注意するポイントが2点あります。
髪型の注意点
髪型で注意するポイントは…
@前髪を作らないことです。
これは前髪が薄くなり、脱毛することが多いからです。
伸ばしてサイドの髪に馴染むくらいの長さにまでしてしまえば前髪の影響は気にならなくなります。
A髪をショートやトップを短い長さにしないことです。
頭頂部も薄くなり抜けやすいのでトップにボリュームがないと似合いづらいヘアスタイルはNGです。
これをふまえ前髪のないボブよりも長さのある髪型が産前、産後はベストだと言えます。
楽をしたいからと産前に切ってしまう人が多いのですが、後から苦労する方はたくさんいます。
by 岡庭裕太
スタイリスト
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