ハイライトとシェーディングって?
ハイライトとシェーディングともに、顔に立体感や明るさを演出するテクニックです。 ハイライトはホワイトやペールピンク、アイボリーなどのパウダーを使って、明るさや高さ、広さをつくります。 シェーディングは、肌色よりも暗いファンデーションやベージュ、ブラウン系などのパウダーを使用し奥行きやくぼみ、暗さや狭さをつくります。 ブラシは入れる範囲に合った大きさのブラシを使い分けます。
理想の顔型を知ろう
顔型には、「卵型」「面長」「逆三角形型」「丸型」「ベース型」など様々な型があります。 理想的とされている顔型は「卵型」。 そして顔の縦幅は、額の生え際からあご先までの長さを1とした時、「額の生え際〜眉頭」「眉頭〜鼻先」「鼻先〜あご先」の位置はそれぞれ1/3のところ、と言われています。 このように線を引いてみると、私の顔は理想のバランスよりも「あごが小さく額が広い」ということが分かります。 この分析したバランスと理想のバランスとの違いもふまえて、顔型修正をしていきましょう。
ハイライトを入れる位置と効果は?
ハイライトを入れる位置と効果は以下のようになります。
- @額…額を広く、丸く、高く見せる
- A鼻筋…鼻を高く見せる
- B上瞼の中央…目元を明るく見せたり、中央を高く見せる
- CCゾーン(目尻の横)…目元を明るく見せる
- D目の下の三角ゾーン…目元周辺を明るく見せる
- Eあご先…あごや唇を立体的に見せる
- F頬骨の上…頬を明るく高く広く見せたり、華やかさを添える
※全ての部分に入れるのではなく自分の顔を分析し、「明るさ・高さ・広さ」を出したい部分にだけ入れていきましょう。
シェーディングを入れる位置と効果は?
シェーディングを入れる位置と効果は以下のようになります。
- @額の生え際…広さの調節をし、影をつくって丸くみせる
- A頬骨の下…頬骨を強調し、立体的に見せる
- B側面のフェイスライン…顔幅を狭く見せる
- Cノーズサイド〜アイホール…鼻筋をすっきりと見せたり目元をくぼませて見せる
- D鼻先の横…鼻先が大きい、丸いなどですっきり見せたいときに入れる
- E下唇の下…あごや唇を立体的に見せる
- Fあご…顔の長さを短く見せる
※全ての部分に入れるのではなく自分の顔を分析し、「奥行き・くぼみ・暗さ・狭さ」を出したい部分にだけ入れていきましょう。
※自分の顔型に「卵の形」をあてはめて、はみ出るところを目安に入れていき卵型に近づけるのもポイントです。
by 佐野真依子
JMAメイクアップ技術検定協会学内認定講師
ビューティー
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