時間がない時でも手を抜けないかない。短時間で出来るメイク術をご紹介します。
スキンケア編
化粧のノリを決めるのは肌の保湿力。急いでいる朝に入念に保湿ケアをする時間はないですよね?
そのため前の日の夜寝る前に、かなり多めに乳液やクリームを塗りましょう。
朝、洗顔しても夜にしっかりケアしておけば、まだ肌の保湿力は保たれています。
まずは毎晩のケアをきちんとし、カサつきがなくトラブルの無い土台を作っておきましょう。
ベースメイク編
朝の簡単なスキンケア後は、伸びの良い下地を顔全体に塗り、肌あれの気になる箇所にはコンシーラーをつけ、指でなじませます。
そしてファンデーションはリキッドタイプを使用すると、時間と手間がかかってしまうので、パウダーファンデーションを使って素早く塗っていきます。
あまり肌荒れやくすみが目立たない場合はBBクリームを使用して薄めに仕上げてもいいでしょう。
アイブロウ編
次にポイントメイク。まずはアイブロウをペンシルで描き、描いた線をアイブロウブラシでぼかします。
眉がわりともともと生えている場合は、アイブロウパウダーでぼかす程度、もしくは髪が明るめの方は眉マスカラのみでもいいでしょう。
また、黒髪の方は透明マスカラで眉毛の毛流れを整えるだけでも締まってみえますよ!
アイシャドウ編
アイブロウを書き終わったら、アイシャドウを指でアイホール全体にのせます。
一色でも目元が明るくなり、塗った感じが出しやすいようなパール入りでゴールド、ベージュなどの失敗しにくい明るめの色がおススメです。
指でのせることで時間を削減しましょう。 指はグラデーションやぼかしも意外と素早く簡単に作りやすいのです。
アイライン編
アイシャドウの後はアイラインを引き、綿棒でぼかします。
アイライナーはさっと短時間で引きやすいペンシルタイプを使用しましょう。
リキッドタイプはゆっくり引かないとはみ出しやすくヨレやすくなってしまうのに比べ、ペンシルタイプは急いでいても綿棒でぼかすことにより、はみ出しやヨレが目立ちにくくなります。
マスカラ編
まつげはビューラーをした後、マスカラをさっと上下に塗って仕上げます。
コームタイプのマスカラは丁寧に塗る分には美しく仕上がりますが、急いで塗るとベースがつきにくく、下まつげにも塗りにくいためブラシタイプを使用しましょう。
ひと塗りでしっかりベースのつくボリュームタイプだと、なお時間を短縮できます。自まつげではボリュームが足りないという場合は、付けるのに慣れていてあまり時間がかからないようであればつけまつげを使用してもいいいでしょう。
まつげは比較的時間のかかる部分になりますので毎朝急ぐようであれば、まつげパーマやまつげエクステをしておくと楽ちんですよ!
チーク編
チークをさっとひとはけして、お顔を自然な明るい血色にします。
アイメイクは多少手間を省いても、チークはお顔の印象に欠かせないアイテムなので忘れずに塗りましょうね!
塗る前に色を確認したり、塗りすぎてしまったチークをぼかしたりする時間を短縮できるよう、薄づきのタイプがおススメです。
リップ編
ツヤがあり発色のいいリップを塗っていきます。
リップブラシにとるとティッシュで拭いたりする手間がかかってしまうため、そのまま塗ることのできるスティックタイプを使用しましょう。
ツヤのあるタイプを選ぶ事で、グロスを重ねづけする手間も省くことが出来ます。
リップはきちんとメイクをしているように見せるよう、濃いめの色を選ぶといいでしょう。リップを塗り終えたら…10分メイク、完成です!
最初は10分で仕上げられなくても、毎日練習していけばどんどん早くなっていくはずです!!
また、ポーチの中からゴソゴソ探す手間を省くためにも、小分けになるスペースのあるポーチにきっちりと種類別に分けておくのも時間短縮テクニックのひとつですよ!
by 佐野真依子
JMAメイクアップ技術検定協会学内認定講師
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