つけま並みに盛れる!マスカラテクニック★

ヘアメイク2012.05.02(Wed) 08:00

つけま並みに盛れる!マスカラテクニック★

コツさえ掴めば、つけまつげ並みに「目力をアップ」させ、自然に目元を「盛る」ことができます!マスカラはたくさんの種類が豊富にあるので、用途に合ったマスカラを選びましょう。「マスカラテクニック」をご紹介します。

マスカラの種類と魅力

つけまつげよりも、大人な印象になるマスカラ。

盛れない!塗るのが面倒!綺麗に塗れない!なんて方多いのではないでしょうか?

マスカラはコツさえ掴めば、つけまつげ並みに目力をアップさせ、より自然に目元を「盛る」ことができるのです。

そんなマスカラには様々なタイプのものがあります。

・ボリュームタイプ

まつげにより太さや濃さを強調し、ボリュームアップするタイプ。

・ロングタイプ

まつげの太さや濃さよりも、まつげ1本1本の長さを強調する繊維の入ったタイプ。

・カールタイプ

まつげのカールを持続するタイプ。

・ウォータープルーフ

水に強く、にじみを防ぐタイプ。

・フィルムタイプ

水ににじまず、お湯で洗い流せるタイプ。

・マスカラ下地

マスカラを塗る前に使う下地。 太さ・長さを強調してカールをより持続させるもの。

・トップコート

マスカラをにじみにくくするため、マスカラの上から塗る透明マスカラ。

用途に合ったマスカラを選べるようにしっかり把握しておきましょうね★

ビューラーテクニック!

盛れるマスカラテクニックには、あらかじめビューラーでしっかりまつげをカールさせることが重要です。

ビューラーは目線を下に向け、まつげの根元をビューラーではさみます。根元を挟んだら、中央、毛先の3段階に分けてカールをつけていきます。

これらを2回程繰り返し、 しっかり上向きにカールさせましょう。

3段階に分けず、根元だけカールさせてしまうと不自然な段差のようなカールができてしまうので注意しましょうね!

ビューラーの古いゴムはすぐに取替えましょう。まつ毛を傷つけてしまう可能性があります。

「盛れるマスカラテク!」の手順

ブラシをボトルの中で回転させながらゆっくり取り出します。

こうすることによってしっかりブラシにベースを絡ませましょう。余分にベースが付き過ぎてしまった場合はボトルのフチで軽く取り除きましょう。

目線を下に向けて、指でまぶたを引き上げながら、ブラシをまつげにつけます。

盛れるマスカラテク!_1

まずは中央の根元の上側に根元からしっかり塗っていきます。

目尻と目頭も同様に三方向を意識して丁寧に塗っていきます。

上側に塗り終えたら、下側にも同様にブラシをあてて押し上げるようにしながら塗っていきます。

盛れるマスカラテク!_2

塗り終えたらマスカラが完全に乾いてしまう前に専用コームで、整えていきましょう。

盛れるマスカラテク!_3

乾いたらホットビューラーでカールを整えると、より美しく仕上がります。

盛れるマスカラテク!_4

「下まつ毛のマスカラテク!」の手順

下まつげのマスカラを塗るときはあごを引くようにしましょう。

そしてマスカラを縦に持ち、軽く左右に振るようにして下まつげの毛先のみに塗っていきます。

下まつ毛のマスカラテク!_1

次にマスカラを横に持ち替えて、根元にも下に向けて左右に振りながら塗っていきます。

下まつげが短くて塗りづらい場合は、綿棒にマスカラをのせて同じ方法で塗ると、とても塗りやすいですよ★

下まつ毛のマスカラテク!_2

塗り逢えたらマスカラが完全に乾いてしまう前に専用コームで、整えていきましょう。

下まつ毛のマスカラテク!_3

乾いたら上まつげと同様にホットビューラーでカールを整えるといいでしょう。

下まつ毛のマスカラテク!_4

異なったタイプのマスカラを重ねてみよう!

まつげにボリュームも出したいし、さらに長さも出したいですよね?

そんな時はボリュームタイプとロングタイプを重ねて塗ってみましょう。

塗る順番は、ボリューム→ロングの順に塗ったほうが美しく仕上がります。

ロングタイプのマスカラは、繊維が入っているものがほとんどです。

繊維にボリュームタイプを重ねると、繊維が取れやすくなってしまいます。

そのため、ロングタイプのマスカラは、ボリュームタイプを塗った後に重ねると良いでしょう。

長さよりもカールとボリュームを強調したい場合は、はじめにカールタイプのマスカラ塗り、ボリュームタイプのマスカラを重ねます。

ボリュームタイプのマスカラの重みで下がりにくいカールも、最初にカールタイプを塗っておくことでキープすることができますよ★

異なったタイプのマスカラを重ねてみよう!

「マスカラの落とし方」の手順

マスカラのクレンジングは必ずアイメイク専用のメイク落としを使うようにしましょう。

こすったりしてしまうとまつげが抜けやすくなったり、目元の皮膚はとても薄いためくすみやすくなってしまいます。

アイメイク落としやマスカラリムーバーをコットンに含ませます。

まぶたを押さえながら優しく落としていきましょう。

マスカラの落とし方_1

残ってしまったマスカラはアイメイク落としやマスカラリムーバーを含ませた綿棒を、回転させながらまつげの根元から毛先に向かって落としていきます。

マスカラの落とし方_2

マスカラをきちんと落として、お肌とまつげをいたわるようにしましょうね。

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佐野真依子

by 佐野真依子

JMAメイクアップ技術検定協会学内認定講師