【1】恋愛に対して消極的
・彼氏がいなくても大学楽しいし、面倒だから別にいらない(都内・共学・2年生)
男友達は沢山いるし、キャンパスライフは楽しく満足しているので、彼氏はいらないそう。
恋愛の「面倒な側面」、お付き合いに至るまでのプロセスや、自由が制限されたり、今まで通りの交友関係を楽しめないデメリットが、彼氏がいるメリットよりも大きく感じているようです。
恋愛をすると、人とのもめ事も増えますが、人と争うことが苦手な世代なので避けているのかもしれませんね。
【2】好きな人がいない
・いいなと思う人が周囲にいません(近畿・共学・1年生)
女子大生が彼氏を見つけるのは、今も昔も変わらず、サークルやゼミなどの小さなコミュニティ。今の世代は合コン等が活発ではないようで、そもそもの出会いが非常に限られているようです。
また、昔のように「3高」のような画一的な基準ではなく、男性に求めるものも多様化しているよう。なかなかマッチングが難しいみたいですよ。
【3】フラれるのが嫌だから告白しない
・気になる人はいるけれど、自分からは告白しません(関東・女子大・1年生)
好きな人がいても、女性から告白するのは絶対NGという声が多数。傷つきたくないし、友達にバレたらカッコ悪いと、男性からの告白を待つそう。一方、草食男子は常態化していて、積極的に女性にアタックする男性も減少傾向にあります。
男女がいても何も起きない…これが今の大学の男女関係のリアルなのかもしれません。
【4】SNSが発達し過ぎて身動きが取れない
・何をしてもSNSでバラされるから、慎重にならざるを得ません(北海道・共学・4年生)
バイト先でも、サークルでも、飲み会でも、一度アカウントを交換してしまえば、そう簡単に切れないのがSNSでの繋がり。
LINEでは、今日もそのグループにいない人の噂話で盛り上がっていますし、ツイッターでは、他人の言動をつぶやく人がいて、邪推され、背びれ尾びれつけられて、拡散されています。
横並びで監視し合うSNS村社会では、友達から恋人へのステップを踏み出すのは、難しくなっているのかもしれません。
データ等を見ても、彼氏が欲しいと言う女子大生は半数以上に登ります。それでも彼氏ナシの子が多いのは、面倒な人間関係を避け、周囲の目を気にする、そんな傾向があるからかもしれませんね。