【1】お酒を飲みすぎて酔っぱらった時
・お酒がいけなかったんですよ、お酒が……あんなこと言うつもりなかったのに(29歳/ドライバー)
やはりアルコールは諸悪の根源。他に何も理由はなくとも、アルコールが理性を失わせてしまいます。
この男性は、日頃から「言っちゃいけない」と思っていたことを言ってしまい、彼女を傷つけてしまったそう。体型や顔を他の女性と比べたり、両親や彼女の友達の悪口を言ったり……。
その後フォローはしたそうですが、こちらの傷は癒えませんよね。けれど男性は「お酒のせい」にしがち。彼と飲み過ぎてもいいことなんてありません。程々にしておきましょう。
【2】プライドを傷つけられた時
・彼女より給料が低いことには、絶対に触れて欲しくなかったから、つい……(25歳/営業)
男性のプライドが高いことは、よくご存知だと思います。しかも、オトコたるもの、女性より背が高く、収入も高く、学歴も高くあるべき!という、バブルの頃からの3高伝説を自ら忠実に信じている男性も、意外と多いのです。
そんなこと気にしない!と思っているのは女性だけかもしれません。同様に、背丈や学歴についても、決して触れてはいけません。
触れたら最後、彼自身があなたより上であることを証明するため、行動に出るかもしれません。暴力で抑え込む、あなたの欠点をあげつらう、別れると言いあなたを困らせる「男の沽券(こけん)に関わること」には触らないのが吉です。
【3】彼女に浮気された時
・彼女の浮気が発覚した時のことは、記憶がありません……(32歳/企画)
男性は女性を所有し自分のものにしておきたい、という独占欲を持っています。それは、女性のように常に一緒にいて欲しい、といったものではなく、「俺のもの」という状態に女性をキープすることで満たされる欲求です。
彼女に浮気されるということは、その獲物を他の男に取られたということ。この場合、男性の怒りは、浮気相手よりも女性自身に注がれがちです。
相手の男性に怒るのは負けを認めているようなものですから、女性の貞操に訴え、罰を与えることで、自分のプライドを保とうとするというわけ。くれぐれも、「浮気されるあなたにも問題があった」なんて話をすり替えないように!
【4】仕事で激しく落ち込んでいる時
・仕事で大失敗して落ち込んでいる時、偉そうなことを言う彼女につい……(26歳/飲食)
男性にとって、仕事はアイデンティティです。その仕事で大きな失敗をしてしまった時、男性のストレスは最高潮に達します。
そんな時、彼女からワガママを言われたり、ちょっとした文句を言われると、ストレス耐性が下がっているため、理性が吹っ飛んで激怒してしまいがち。特に、プライドを傷つけるようなことは御法度。
この男性は、彼女に手をあげてしまったそうです。こういう時はとにかくそっとしておいてあげるのが、自分のためにも良さそうですね。
いかがでしたでしょうか?しかし、感情をコントロールするのもまた人としてのつとめ。ある意味、理性が吹っ飛んだ時こそ、その人の本性を知るチャンスとも言えそうです。
こちらがきっかけをつくったとはいえ、ひどい仕打ちをされた場合は相手を冷静に見極めて、次に行くか、受け入れるか、考えてみて下さい。