「閉ざされた質問」ばかりになっていないか、チェックしよう!
質問の仕方には、大きく2つの方法があります。一つは「閉ざされた質問」です。これは、相手が「はい」とか「いいえ」とか「○○です」というように、一言で答えられるような質問の仕方を言います。
例えば、「お昼ご飯は食べましたか?」→「はい」or「いいえ」「何色が好きですか?」→「青です」「白です」というような形です。いかがですか?
気が付いた方もいるかもしれませんが、これだと答えが一言で済んでしまうので、会話が途切れがちになってしまいやすいのです。
会話を続けなくちゃ!と色々質問しても、それが「閉ざされた質問」ばかりだと、気まずい雰囲気がますます続いてしまうかもしれません。自分の質問の仕方を、ちょっと振り返ってみましょう。
「開かれた質問」を使ってみよう!
閉ざされた質問がダメなら、どうすればいいの?!と、困ってしまった方もいるかもしれませんね。そんな時には、もう一つの質問の方法である「開かれた質問」というのを試してみましょう。これは、相手が自分の言葉で自由に話すことを促す質問の仕方です。
例えば、「○○について、もう少し詳しく聞かせてくれる?」「△△について、具体的に教えてくれる?」というように使います。○○の部分には、相手との話の中で、興味深いなぁ、もっと話を聞いてみたいなぁ、というテーマを入れて、使ってみましょう。
「さっき話してくれたこと、もう少し詳しく聞かせてくれる?」とか、「あなたがハマってる趣味の話、具体的に教えてくれる?」というように、相手の話を引き出してあげてください。きっと、話が続くはずです。
あ、この時、大事なポイントがあります。相手は、あなたの質問に対して、一生懸命答えてくれています。ちゃんと相手の話は「あいづち」を打ちながら、聞いてあげましょうね!
目に入ったものを褒めてみよう!
話題に詰まったとき、目に入ったものを褒めてみることも有効かもしれません。「その靴、ステキですね!どちらのですか?」とか、「その○○、オシャレですね。」というように、素敵だなと思う所を褒めてみましょう。
あなたが、彼の素敵だなと思う所を褒めれば、そのアイテムについてきっと話をしてくれるはずです。それが、彼のこだわりのアイテムであれば、きっとたくさんお話ししてくれることでしょう。
沈黙を怖がらないことも大切ですよ!
「沈黙」そのものを怖がってしまう人も多いのですが、人によってはただ傍に居るだけで、ほっとできる、というタイプの人もいます。
ずーっとしゃべっている方が「うるさくて落ち着かない」と感じる人もいるということです。「沈黙」がくると、間を埋めなければならない!と考えて、かえって焦ってしまうということがないでしょうか?
逆にそのことで、微妙な空気になってしまうこともあるでしょう。特に、相手がそんなに口数の多いタイプでないのであれば、時にはただ傍に居ることを楽しんでいても大丈夫かもしれませんよ。