食べることは欲を満たすこと
ストレスが溜まると、つい食べてしまうんです…。多くの方からこんな嘆きをよく聞きます。このような状態は、なぜ起こるのでしょうか。食べることは、1つの欲を満たします。それは、「食欲」です。
「欲」は、それが何であれ、満たされると満足しますよね。気持ちがほっとして、安心や充実を感じるでしょう。
ストレスで食べてしまう原因は、ある欲求が満たされなかったとき、その穴埋めをする役割を「食欲」で満たそうとしている、ということにあるのです。
心の穴を満たそうとする!?
学校で友達と上手くいかず、人間関係に悩んでいると、心にぽっかり穴が開いたように満たされない寂しさを感じることがありますよね?
相手と仲良くなりたい相手に認められたい本当は、こんな気持ちや欲求があるはずです。
ところが、この気持ちそのものに向き合ってしまうと、「自分は認められていない」ということになって、とても辛い。だから、見ないようにしておきたい、と思うのです。
つまり、目を向けるのが辛すぎると、別のもので穴埋めをしようとしてしまうのです。
この穴埋めのために食べる行為をしている場合、食べないようにしようとするのは難しいかもしれません。
仮に、食べなくなったとしても、他のことで穴埋めをしようとしてしまうでしょう。この原因の人は、心の穴に目を向けることで、食欲を抑えることができるでしょう。