腸マッサージ その①
マッサージは、体の外側から押したり揺すったりなど刺激を加えて腸を動かし、特に腸の動きの悪い部分や便が詰まっている部分にピンポイントに働きかけることができるのです。
まずは、お腹全体をほぐすマッサージから行いましょう。手を両わき腹のウエスト部分に当てて、内側から外側に向かって円を描くようにぐるぐるとマッサージします。
腸マッサージ その②
両わき腹に手のひらを当てて、内側に向けて一気にお腹を挟みます。おへその上から下までまんべんなく挟むようにしましょう。
さすりながら刺激するこのようなマッサージで、鈍っている腸の働きを促します。
特に、腸の曲がり角はトラブルを起こしやすいので念入りに行うことが大切。左右の一番下のろっ骨の下付近や、おへその左下の下腹部を意識して刺激するようにしましょう。
腸マッサージ その③
お腹の右側から左側へと便を流すマッサージを行います。
まず、お腹に両手を当てて、親指の根元あたりを使ってぐっとお腹を押しこみながら時計回りに20回程度ゆっくりと回します。
息を吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にへこませる腹式呼吸で行うと良いでしょう。
腸マッサージ その④
両手を重ねておへその左上あたりに置きます。それから左の太ももの付け根に向かってぐーっとさすります。チューブを絞り出すようにゆっくりとさするのがポイントです。
次に、右手でげんこつを作り、第二、第三関節の間の面で右わき腹を強めに押して10秒間キープします。
今度は左わき腹を同様に10秒間キープ。最後に左太ももの付け根の上も同様にします。
腸を外側から刺激するマッサージを普段から行うようにするだけでも腸の動きが変わってくるでしょう。