かかとがガサガサになる原因
もうすぐ乾燥が気になる季節がやってきます。空気が乾燥する冬は、かかとも乾燥によるダメージを受けて荒れやすくなってしまいます。
もともとかかとには皮脂腺がないので乾燥してガサガサになりやすく、体の末端部にあるため血行も滞りがち。
また、歩く時にかかとで着地するため、日々大きな衝撃を受けています。
そのため、かかとは荒れやすく、代謝が滞ってしまうと古い角質が溜まって皮膚の表面がガサガサになってしまうのです。放っておくとひび割れや痛みを伴うことも。
バスタイムで血行促進
顔は毎日当たり前のようにスキンケアをしますが、意外に人目につきやすいかかとも、ガサガサになる前にこまめにお手入れをしてあげることが大切。
まずは、毎日のバスタイムを利用して、一日の疲れをほぐしながらケアしましょう。バスタブにつかり、体を温めながら皮膚を柔らかくします。
足の指を開いたり閉じたり、手と足の指を握り合って足首を回したりして血行を促しましょう。
週に1度の角質除去
角質が多いと、後で補給する保湿成分が皮膚に浸透しにくくなってしまうので、軽石で取り除きます。
必要以上にこするとトラブルのもとになってしまうので、やさしく表面をなでるようにこするのがポイント。
また、スクラブ入りのジェルを使ってみてもよいでしょう。毎日行う必要はなく、週に1~2回でOKです。
しっかり保湿
かかとケアで最も大切なのは「保湿」。お風呂上がりの、かかとがしっとりと潤い、やわらかい状態の時にクリームを塗って油分を補給してあげましょう。
ワセリンや、保湿効果のある尿素やビタミンE入りのクリームがおススメです。
かかと専用のクリームもあるので、試してみても。やさしくすり込むようにマッサージしながら塗ると、血行が促されて新陳代謝もアップします。
しっかり保護
クリームを塗った後は、保湿状態を保つために、しばらくラップを巻き、寝る時は靴下をはくと良いでしょう。
靴下は、化繊ではなく、コットンかシルク素材のものがおススメです。気が付いたらかかとがガサガサに…なんてことにならないうちに、早めにケアをしてあげましょう。