どうして足は臭う?
気になる足の臭いは、汗をかく夏のみならず、今や冬におしゃれを楽しむためにはくブーツの影響で、一年中予防が必要になってきています。
この足の臭いの原因は、高温多湿な環境。靴が蒸れて雑菌が繁殖して嫌な臭いを発生させているのです。
また、足には汗腺が多く存在しているため、汗をかく量が多く、足についた雑菌が汗に含まれる成分を分解して臭いを発するのです。
また、足や体の臭いには食事も関係しています。肉や乳製品などの動物性たんぱく質、にんにくやたまねぎ、にらなどの香味野菜などは臭いの原因になるので、臭いの気になる人はこれらを控え、野菜中心の和食メニューを心がけるとよいでしょう。
足の臭い予防法
足の臭いを予防するには、靴と足の清潔を保つことが大切。靴のお手入れには「休ませる」ことが必要です。
毎日同じ靴を履いている人は結構多いようですが、1日履いたら2日は休ませるようにしましょう。
難しい場合は、2足の靴を交代で履くようにしてみても。毎日同じ靴を履いていると、雑菌が繁殖する一方になってしまいます。
毎日靴を履き替えて、靴を休ませる時間を増やすことで嫌な臭いを減らすことができるのです。
靴の数が多ければ、それだけ1足が長持ちするので、長い目で見れば決してお金のかかる方法ではありません。
靴と靴箱の換気を!
そして、靴箱にしまう時はよく乾燥させてからにしましょう。靴箱の定期的な換気も必要です。
朝の通勤までの間、靴箱をあけておく習慣をつけるとよいでしょう。また、消臭効果があると言われているコーヒー豆を入れておくのも一つの方法です。
靴の中敷きも、思った以上に湿気をため込んでおり、臭いが染み付いていることも多く、注意が必要です。
中敷きを変えるだけで、染み付いた臭いが解消することも。消臭用の中敷きもあるので試してみてもよいでしょう。
指の間もしっかり洗おう
足自体の清潔を保つことも大切です。お風呂で洗う時は、足の指の間までも念入りに洗うようにします。指の間の汗も吸収してくれる五本指に分かれた靴下を普段履いてみてもよいでしょう。
足浴もおススメです。洗面器いっぱいのお湯に、殺菌効果のあるお酢をおちょこ一杯くらい入れると効果的です。毎日のこまめなリセットで、気になる臭いを予防しましょう。