効果的に咳を止める方法
「ゴホッ、ゴホッ…」「ガハッ、ガハッ…」。咳が止まらなくなると苦しいもの。
電車の中や学校、職場、授業中や大切な会議の最中など、よりによって今…というタイミングで咳が止まらなくなることがありますね。
咳は、体に必要な生体防御反応なので、むやみに抑える必要はありませんが、咳が止まらないと、のどを痛めてしまったり、体力を消耗してしまうことも。
また、出したくて出しているのではないとはいえ、周囲の人に迷惑がられて肩身の狭い思いもしてしまいますね。
そんなときに、効果的に咳を止める方法があると便利だと思いませんか?ここでは、咳を止める方法をいくつかご紹介しましょう。
咳を止めるツボ
咳を止めるツボです。ゆっくり押しては引く、を繰り返しましょう。
①天突(てんとつ)
首の付け根で、左右の鎖骨の間のくぼみの部分です。
人差し指か中指で、上から下に向けて押すようにしたあと、力を抜く、を繰り返します。あまり強く押し過ぎないように注意しましょう。
②尺沢(しゃくたく)
肘の内側を曲げてできるしわの、親指側の位置です。痰がからむ咳に効果的です。
③孔最(こうさい)
尺沢の位置から指4本分下です。激しい咳込みを鎮めるのに有効です。
咳止めに効果的なアロマ
咳止めに効果的なアロマを試してみてもよいでしょう。おススメの精油は、サイプレスやユーカリ、ラベンダーなどです。
ハンカチに精油を1滴落としたものをかぐだけでも楽になります。
咳止めに効果的な食材
食材でのおススメは、はちみつ。はちみつには、炎症を緩和する作用や、抗菌作用があるといわれ、昔から民間療法で用いられているものですが、最近、アメリカでの研究で子供の咳を軽減する効果があることが報告されました。
免疫力を高めてくれるレモンと一緒に摂取するとよいでしょう。
お湯にはちみつとレモン汁を入れてホットレモネードを作って飲んだり、レモンの輪切りをはちみつに漬けておいたものを紅茶に入れて飲んだり、パンに塗って食べてみても。